Fusion360のpythonスクリプトを使ってギヤシェーパという内歯車加工を模擬して内歯車モデルを作成しました。
内側の外歯車が歯数24のカッター、外のリングが歯数50の内歯車です。ただし、カッターは外歯形状のままなので*1、歯末のたけは短くなります。
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下図は自作の歯車アドイン「igeas2」で作成した内歯車(手前の赤の方)と比較です。形状を一部重ねていますが、歯末のたけをのぞき、一致しています。
なお、実際のギヤシェーパは、カッタは素材と同期回転しながら往復運動して素材を切削しますが、このシミュレーションでは往復運動はさせず、同期回転のみでカッターに対して素材が干渉する部分を除去加工します。
*1:本来のカッタは歯末のたけ1.25m、歯元のたけ1.25mにすべきところ、歯末のたけ1m、歯元のたけ1.25mにしています